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神戸市でホワイトニングと矯正を同時に行う5つのメリットと注意点blog

2025.11.22

美しい笑顔を手に入れるために

「歯並びも気になるけれど、歯の色も白くしたい・・・」

このように考えている方は少なくありません。私は、日々多くの患者様と接する中で、矯正治療とホワイトニングの両方を希望される方が年々増えていることを実感しています。確かに、きれいな歯並びと白く輝く歯を同時に手に入れることができれば、笑顔に自信が持てるようになるでしょう。

従来の矯正治療では、ワイヤーやブラケットが歯に固定されているため、治療期間中にホワイトニングを行うことは困難でした。しかし、マウスピース型矯正装置「インビザライン」の登場により、矯正とホワイトニングを同時進行できる時代になったのです。

本記事では、日本矯正歯科学会認定医として、神戸市で矯正治療とホワイトニングを同時に行うメリットと注意点について詳しく解説します。Belle歯科・矯正歯科での実際の治療経験をもとに、患者様が安心して治療を受けられるよう、専門的な視点から情報をお伝えしていきます。

 

矯正とホワイトニングの同時進行が可能になった背景

まず、なぜ矯正とホワイトニングを同時に行えるようになったのか、その背景を理解しておきましょう。

従来の矯正治療の制約

従来のワイヤー矯正では、金属製のブラケットとワイヤーが歯の表面に固定されています。このため、ホワイトニング剤を歯全体に均一に塗布することができず、治療後に色ムラが生じる可能性がありました。また、装置を取り外した後でなければホワイトニングができないという時間的な制約もあったのです。

裏側矯正の場合は、歯の表側が空いているためオフィスホワイトニングは可能でしたが、それでも矯正の進行具合によっては色ムラが発生するリスクがありました。

インビザラインがもたらした革新

1997年にアメリカで開発され、日本では2005年から導入されたインビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置です。この装置は取り外しが可能であるため、食事や歯磨きの際に外すことができます。

この「取り外し可能」という特性が、矯正とホワイトニングの同時進行を可能にしました。マウスピースを外してホワイトニングを行うことができるため、従来のワイヤー矯正で問題となっていた色ムラのリスクが大幅に軽減されたのです。

さらに、ホームホワイトニングの場合は、矯正用のマウスピース内部にホワイトニング剤を塗布することも可能です。これにより、矯正とホワイトニングを文字通り同時に進めることができるようになりました。

日本矯正歯科学会の見解

日本矯正歯科学会は2022年7月に「マウスピース型矯正装置による治療に関する見解」を発表しています。この中で、適切な診察や診断の重要性が強調されており、マウスピース矯正の普及に伴い、治療の質を保つことの必要性が指摘されています。

認定医として、私はこの見解を重く受け止めています。マウスピース矯正とホワイトニングの同時進行は可能ですが、それには専門的な知識と経験に基づいた適切な治療計画が不可欠なのです。

 

同時進行の5つのメリット

それでは、矯正とホワイトニングを同時に行うことで得られる具体的なメリットを見ていきましょう。

メリット1:治療期間の大幅な短縮

最も大きなメリットは、治療期間を短縮できることです。

矯正治療には一般的に2〜3年程度かかります。一方、ホームホワイトニングには約6か月程度の期間が必要です。もし矯正治療が終わってからホワイトニングを始めると、合計で2年半〜3年半の期間がかかることになります。

しかし、同時進行であれば、矯正治療の期間内にホワイトニングも完了させることができます。つまり、全体の治療期間を最大で6か月程度短縮できる可能性があるのです。時間を有効に使いたい方にとって、これは非常に大きなメリットといえるでしょう。

メリット2:費用の節約

ホームホワイトニングを行う際には、通常、専用のマウスピースを作製する必要があります。このマウスピース作製には別途費用がかかります。

しかし、インビザライン治療中であれば、矯正用のマウスピースをホワイトニング用としても使用できるため、新たにマウスピースを作製する費用が不要になります。これにより、トータルの治療費用を抑えることができるのです。

Belle歯科・矯正歯科では、患者様の経済的負担を考慮し、効率的な治療計画をご提案しています。

メリット3:モチベーションの維持

矯正治療は長期間にわたるため、途中でモチベーションが下がってしまう方もいらっしゃいます。

しかし、ホワイトニングを同時に行うことで、比較的早い段階で歯の白さという目に見える変化を実感できます。ホワイトニングは2週間から1か月程度で効果が現れることが多いため、この変化が治療全体へのモチベーション維持につながるのです。

「歯が白くなってきた」という実感は、矯正治療を続ける励みになります。実際、当院の患者様からも「ホワイトニングの効果が見えて、矯正も頑張ろうと思えた」という声をいただいています。

メリット4:治療完了時の満足度が高い

矯正治療が完了した時点で、すでに歯が白くなっているため、治療完了時の満足度が非常に高くなります。

きれいな歯並びと白い歯を同時に手に入れることで、笑顔に自信が持てるようになります。この変化は、患者様の生活の質(QOL)の向上にもつながるのです。

Belle歯科・矯正歯科では、10年後、20年後を見据えた未来志向の総合治療を提案しています。美しい歯並びと白い歯は、長期的な口腔健康の基盤となるのです。

メリット5:効率的な通院スケジュール

矯正とホワイトニングを別々に行う場合、それぞれの治療のための通院が必要になります。しかし、同時進行であれば、矯正治療の定期検診の際にホワイトニングの経過も確認できるため、通院回数を減らすことができます。

通院の負担を軽減できることは、忙しい日常を送る方にとって大きなメリットといえるでしょう。

 

同時進行する際の注意点

メリットが多い一方で、矯正とホワイトニングを同時に行う際には注意すべき点もあります。

注意点1:色ムラのリスク

インビザライン治療中は、歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起物を付けることがあります。これは、マウスピースを歯にしっかりと固定するための装置で、歯と同じ色の樹脂で作られています。

このアタッチメントがある部分には、ホワイトニング剤が十分に浸透しないため、治療後に色ムラが生じる可能性があります。また、歯が重なっている部分も同様に、薬剤が均一に行き渡らない場合があるのです。

そのため、ホワイトニングを始めるタイミングは慎重に判断する必要があります。一般的には、ある程度歯並びが整ってから、つまり歯の重なりが解消されてからホワイトニングを開始することをおすすめしています。

注意点2:知覚過敏のリスク

矯正治療中は歯が動いているため、歯が刺激に対して敏感になっています。この状態でホワイトニングを行うと、知覚過敏の症状が強く出る可能性があります。

ホワイトニング剤は歯の表面から内部に浸透して歯を白くしますが、この過程で一時的に歯がしみることがあります。矯正による痛みとホワイトニングによる知覚過敏が重なると、不快感が増す可能性があるのです。

もし知覚過敏の症状が出た場合は、すぐに歯科医師に相談してください。ホワイトニングの頻度を調整したり、一時的に中断したりすることで、症状を軽減できます。

注意点3:適切なタイミングの見極めが必要

矯正とホワイトニングの同時進行は可能ですが、「いつでも始められる」わけではありません。患者様の歯の状態、矯正の進行具合、アタッチメントの位置などを総合的に判断し、最適なタイミングを見極める必要があります。

日本矯正歯科学会認定医として、私は患者様一人ひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療計画を立てることを心がけています。専門的な知識と経験がなければ、適切なタイミングを判断することは難しいのです。

注意点4:費用負担の増加

マウスピース作製の費用は節約できますが、ホワイトニング自体の費用は別途かかります。矯正治療とホワイトニングを同時に行う場合、トータルの費用負担は増加します。

Belle歯科・矯正歯科では、患者様の経済状況に合わせた柔軟な支払いプランをご用意しています。また、医療費控除の対象となる場合もありますので、詳しくはご相談ください。

注意点5:装着時間の厳守が必要

インビザライン治療では、1日20〜22時間以上のマウスピース装着が推奨されています。ホワイトニングを行う際も、この装着時間を守ることが重要です。

ホワイトニングのために外す時間はわずかですが、それでも装着時間が不足すると矯正治療の効果に影響が出る可能性があります。患者様ご自身の自己管理が、治療成功の鍵となるのです。

 

神戸市で安心して治療を受けるために

矯正とホワイトニングの同時進行は、多くのメリットがある一方で、専門的な知識と経験が必要な治療です。

認定医による治療の重要性

日本には約35,000人の歯科医師が矯正歯科治療を行っていますが、その中で日本矯正歯科学会の認定医は約3,351人、全体のわずか9%程度です。認定医になるためには、5年以上の矯正治療経験と約50症例以上の実績が必要とされています。

矯正治療、特にインビザラインのような最新技術を用いた治療では、この専門的な知識と経験が非常に重要になります。Belle歯科・矯正歯科の理事長である私は、日本矯正歯科学会認定医として、専門的な知識と経験を有しています。

1口腔単位の総合的なアプローチ

当院では、矯正治療の知見とお口全体を診る「1口腔単位」の歯科治療を組み合わせることで、患者様のお口の健康、ひいては生活の質の維持・向上を目指しています。

矯正とホワイトニングだけでなく、虫歯治療、歯周病治療、予防歯科など、お口全体の健康を総合的に考えた治療計画を提案します。10年後、20年後も患者様が笑顔でいられるよう、長期的な視点で治療を行うことが重要だと考えています。

患者様とのコミュニケーションを大切に

治療に対する患者様のご理解は、お口の健康のために必要不可欠です。そのため、Belle歯科・矯正歯科では患者様とのお話の時間をとても大切にしています。

矯正とホワイトニングの同時進行についても、メリットだけでなく注意点やリスクについても丁寧に説明し、患者様が納得した上で治療を進めることを心がけています。疑問や不安があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

院内歯科技工室による精密な治療

当院には歯科技工室を併設しているため、詰め物・被せ物、入れ歯やインプラント、矯正装置などの製作物を精密かつ迅速に作製することが可能です。

この体制により、患者様一人ひとりに最適な治療を提供できるのです。特にセラミック治療では、CEREC導入により1dayセラミック治療にも対応しています。

 

まとめ

神戸市で矯正とホワイトニングを同時に行うことには、治療期間の短縮、費用の節約、モチベーションの維持、治療完了時の満足度向上、効率的な通院スケジュールという5つのメリットがあります。

一方で、色ムラのリスク、知覚過敏のリスク、適切なタイミングの見極めの必要性、費用負担の増加、装着時間の厳守という注意点もあります。これらのメリットと注意点を理解した上で、専門的な知識と経験を持つ歯科医師のもとで治療を受けることが重要です。

Belle歯科・矯正歯科では、日本矯正歯科学会認定医として、最前線の現場で身につけた矯正治療の知見と、お口全体を診る1口腔単位の歯科治療を組み合わせることで、患者様のお口の健康、人生の質の維持・向上を目指しています。

神戸市西区の西神南に位置する当院は、神戸市営地下鉄西神南駅から徒歩10分、駐車場4台完備で、西神中央、伊川谷、学園都市を含む広範囲のエリアから患者様が来院されています。

美しい歯並びと白い歯を手に入れたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。患者様の「未来」と「笑顔」を守るお手伝いをさせていただければ幸いです。

矯正治療やホワイトニングについて、さらに詳しく知りたい方は、Belle歯科・矯正歯科の公式サイトをご覧ください。

著者情報

Belle歯科・矯正歯科 院長 竹内優斗

[経歴]

日本矯正歯科学会 認定医

近畿東海矯正歯科学会

インビザライン プラチナプロバイダー

兵庫県歯科医師会

神戸市歯科医師会

神戸市西区歯科医師会

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