マウスピース矯正の成功は自己管理にかかっている
神戸市で「マウスピース矯正」を始めたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
透明で目立ちにくく、取り外しも可能なマウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べて見た目の負担が少ないため、社会人や学生の方にも人気が高まっています。しかし、その便利さの裏には、患者様ご自身による「自己管理」が治療成功の鍵を握っているという事実があります。
Belle歯科・矯正歯科では、神戸市西区の西神南を拠点に、西神中央、伊川谷、学園都市を含む広範囲のエリアから多くの患者様が来院されています。日本矯正歯科学会認定医として、私はこれまで数多くのマウスピース矯正治療に携わってきましたが、治療がスムーズに進む方とそうでない方の違いは、まさに「自己管理の徹底度」にあると実感しています。
1. 装着時間を1日20〜22時間厳守する

マウスピース矯正で最も重要なのが装着時間です。
取り外しができるという利点がある反面、1日20〜22時間以上の装着が必要とされており、この時間を守れるかどうかが治療結果を大きく左右します。装着時間が短いと歯の動きが不十分になり、治療計画どおりに進まなくなるリスクが高まります。
食事や歯磨きの時以外は基本的に装着し続けることが原則です。外出先での食事後、つい装着を忘れてしまうケースが多いため、スマートフォンのアラーム機能を活用するなど、自分なりの工夫が必要になります。
装着時間を守るための具体的な工夫
装着時間を確実に守るためには、日常生活の中にマウスピース装着を組み込むことが大切です。朝起きたらすぐに装着する、食事が終わったら歯磨きとセットで装着する、といったルーティンを作ることで、装着忘れを防ぐことができます。
また、外出時には必ず専用ケースを持ち歩き、外したマウスピースをすぐに収納する習慣をつけましょう。ティッシュに包んで置いておくと、誤って捨ててしまうリスクがあります。
2. マウスピースの着脱管理を徹底する
マウスピースは食事や飲み物を摂るときと歯磨きをするときには外す必要があります。
しかし、その後の再装着を忘れないようにすることが重要です。再装着を怠ると、歯が元の位置に戻るリスクが高まります。さらに、外した際にはマウスピースを専用ケースに保管し、紛失や破損を防ぐ管理も必要です。
外食時の注意点
外食時には人目が気になる方も多いでしょう。しかし、マウスピースを装着したままの飲食は避けなければなりません。マウスピースを付けたまま飲んでいいのは、水・炭酸水・白湯などのみで、それ以外は虫歯のリスクやマウスピースの変形・着色の原因となります。
外出先でも必ず取り外し、食後は歯磨きをしてから再装着する習慣を身につけましょう。歯磨きができない場合でも、最低限うがいをしてからマウスピースを装着することが大切です。
3. 適切な時期にマウスピースを交換する

治療を進めていくうえで、適切な時期にマウスピースの交換をすることが必要です。
通常は1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しますが、交換のタイミングを守らなければ、治療の進行が遅れてしまいます。交換時期は治療計画に基づいて決められているため、自己判断で早めたり遅らせたりすることは避けましょう。
交換時の違和感への対処法
新しいマウスピースに交換した直後は、噛み合わせに違和感を覚えたり、軽い痛みを感じることがあります。これは歯が新しい位置に動き始めているサインであり、通常は数日で慣れるケースがほとんどです。
しかし、強い痛みが続く場合や、マウスピースがうまくはまらない場合は、すぐに担当医に相談することが大切です。無理に装着を続けると、歯や歯茎にダメージを与える可能性があります。
4. マウスピースを清潔に保つ
マウスピースを清潔に保つことも重要です。
歯磨き後にしっかりとマウスピースを洗浄しないと細菌が繁殖し、口腔内の健康を損なう恐れがあります。これも日々の習慣として、自己管理が必要です。マウスピースは透明な樹脂素材でできており、汚れやすくニオイも付きやすい特徴があります。
正しい洗浄方法
マウスピースを外した後は、流水で汚れをきちんと落とすように心掛けましょう。汚れや臭いが気になった場合には、マウスピース専用の洗浄剤を用いてください。このひと手間でリスクを避けられます。
熱いお湯での洗浄は変形の原因となるため避け、歯ブラシで優しく磨くことをおすすめします。毎日きちんと洗浄しないと、虫歯や口臭リスクが高まるだけでなく、マウスピース自体の透明度が失われ、見た目にも影響が出てしまいます。
5. 定期的な通院とチェックを欠かさない
マウスピース矯正は通院頻度が比較的少ない傾向がありますが、定期的なチェックは必要不可欠です。
事前に治療計画を立て、複数枚のマウスピースを順に交換するため、通院頻度が比較的少なく済む傾向がありますが、治療内容によって異なる場合もあります。定期的な通院により、治療の進行状況を確認し、必要に応じて計画を調整することができます。
通院時のチェックポイント
通院時には、歯の動きが計画通りに進んでいるか、虫歯や歯周病のリスクがないか、マウスピースの装着状態に問題がないかなどを確認します。自己管理だけでは気づけない問題を早期に発見できるため、定期的な通院は治療成功のために欠かせません。
また、治療中の疑問や不安があれば、遠慮せずに相談することが大切です。Belle歯科・矯正歯科では、患者様とのコミュニケーションを大切にし、治療に対する理解を促進することを心がけています。
6. 保定期間の重要性を理解する
歯が並んだ後には「保定期間」が1〜2年ほど必要です。
保定期間には「保定装置」を装着します。どのような矯正方法であっても、保定期間はあります。特に大人の歯列矯正は、動かした歯が元の位置に戻ろうとする力が強いため、とても大切な期間になります。
後戻りを防ぐための自己管理
マウスピース矯正ですと、マウスピース型の装置であることが多いですが、この保定装置をしっかりと装着しないと、どんどん後戻りしてしまいます。せっかく時間とお金をかけて整えた歯並びが元に戻ってしまうのは非常に残念なことです。
保定期間中も、治療期間中と同様に装着時間を守り、定期的な通院を続けることが重要です。保定期間が終わった後も、就寝時だけ保定装置を使用し続けることで、長期的に美しい歯並びを維持することができます。
7. 生活習慣全体を見直す

マウスピース矯正を成功させるためには、生活習慣全体を見直すことも大切です。
間食が多い方は、その都度マウスピースを外して歯磨きをする必要があるため、装着時間の確保が難しくなります。また、喫煙はマウスピースの着色や口腔環境の悪化につながるため、できる限り控えることをおすすめします。
矯正治療を機に健康的な生活へ
矯正治療は、口腔健康だけでなく、生活習慣全体を見直す良い機会です。規則正しい食生活、十分な睡眠、ストレス管理など、全身の健康を意識することで、矯正治療の効果も高まります。
Belle歯科・矯正歯科では、10年後、20年後を見据えた未来志向の総合治療を提案しています。矯正治療を通じて、患者様が自信を持って笑える健康で美しい口元の実現を目指し、全力でサポートいたします。
まとめ:自己管理が治療成功の鍵
神戸市でマウスピース矯正をスムーズに進めるための自己管理術7選をご紹介しました。
装着時間の厳守、着脱管理の徹底、適切な交換時期の遵守、清潔な状態の維持、定期的な通院、保定期間の重要性理解、そして生活習慣全体の見直し。これらの自己管理を徹底することで、効果的に治療を進めることができます。
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、痛みや違和感も感じにくい傾向があります。しかし、その成功には患者様ご自身の自己管理が不可欠です。治療期間中は、今回ご紹介した7つのポイントを意識して、理想の歯並びを手に入れましょう。
Belle歯科・矯正歯科は、神戸市西区の西神南に位置し、西神中央、伊川谷、学園都市を含む広範囲のエリアから患者様が来院されています。日本矯正歯科学会認定医として、専門的な知識と経験を活かし、患者様にとって最適な治療計画をご提案いたします。
矯正治療について気になることがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。詳細はこちら:Belle歯科・矯正歯科

著者情報
Belle歯科・矯正歯科 院長 竹内優斗
[経歴]
日本矯正歯科学会 認定医
近畿東海矯正歯科学会
インビザライン プラチナプロバイダー
兵庫県歯科医師会
神戸市歯科医師会
神戸市西区歯科医師会

