大人の矯正治療を始めるタイミング
矯正治療は「思い立ったとき」が始めどきです。
結婚式や就職、子育てが落ち着いた時期など、人生にはさまざまなライフイベントがあります。そのタイミングに合わせて計画することで、無理なく治療を進めることができるのです。大人の矯正治療に年齢制限はありません。歯や歯肉が健康であれば、何歳からでも矯正を始めることができます。
これまで年齢を理由にあきらめていた方も、口元を整えることで笑顔や会話に自信が持てるようになります。治療を始めるのに遅すぎることはなく、前向きに一歩を踏み出すことで、将来のお口の健康と美しい歯並びを手に入れることができます。
20代や30代の方は、仕事やプライベートのスケジュール調整もしやすい時期です。たとえば、残業が少ない部署にいるうちに通院ペースを整えておいたり、テレワーク中にマウスピース矯正を進めたりと、ライフスタイルに合わせた工夫もしやすいです。

仕事と両立するための通院スケジュール設計
社会人の矯正治療では、通院頻度と仕事の両立が大きな課題となります。
ワイヤー矯正の場合、調整のために月に1回程度の通院が必要になります。一方、マウスピース型矯正装置の場合は、通院頻度が比較的少なく済む傾向があります。事前に治療計画を立て、複数枚のマウスピースを順に交換するため、通院頻度が比較的少なく済む傾向があります。
通院のタイミングは、仕事のスケジュールに合わせて調整することが可能です。朝早い時間帯や夕方以降の予約枠を活用することで、仕事への影響を最小限に抑えられます。また、土日祝日に診療している矯正歯科医院を選ぶことも、仕事との両立を考える上で重要なポイントとなります。
残業や出張が多い職種の方は、予約の変更やキャンセルに柔軟に対応してくれる医院を選ぶことをおすすめします。事前に医院の対応方針を確認しておくと、安心して治療を進められます。
育児中の矯正治療を成功させるコツ
子育て中の方にとって、矯正治療は時間的にも精神的にも負担が大きいと感じるかもしれません。
しかし、適切な計画を立てることで、育児と両立しながら治療を進めることは十分に可能です。まず、子どもの年齢や生活リズムに合わせて治療開始時期を検討することが大切です。たとえば、子どもが保育園や幼稚園に通い始めた時期は、日中の時間を確保しやすくなります。
通院時には、家族やパートナーのサポートを得ることも重要です。通院日を事前に共有し、子どもの預け先を確保しておくことで、安心して治療に集中できます。また、託児サービスを提供している歯科医院もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
マウスピース型矯正装置は、取り外しができるため、子どもの世話や食事の準備など、日常生活の中で柔軟に対応できます。食事や歯みがきの際に装置を外せるため、食事の制限が少なく、口腔内を清掃しやすいといったメリットがあります。

目立たない矯正装置の選択肢
仕事や人前に出る機会が多い方にとって、矯正装置の見た目は重要な要素です。
マウスピース型矯正装置は、透明な取り外し式の装置を使って歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。見た目の違和感が少なく、生活に取り入れやすいという特長から、治療方法の一つとして注目されています。装置が透明で目立ちにくいため、人前に出る機会が多い方や、矯正していることを周囲に知られたくない方には特に適しているといえるでしょう。
ワイヤー矯正を選択する場合でも、審美ブラケットと呼ばれる目立ちにくい装置を使用することで、見た目の印象を抑えることができます。また、裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に装置を取り付けるため、外からはほとんど見えません。
それぞれの装置には特徴があり、適応できる症例にも違いがあります。軽度から中等度の歯並びの乱れにはマウスピース型が適応できますが、大きな歯の移動が必要なケースや骨格に関わる問題がある場合には、ワイヤー矯正が適していることがあります。
治療期間と通院頻度の現実的な見通し
矯正治療の期間は、症例の複雑さや治療方法によって異なります。
全体矯正の場合、一般的に1年から3年程度の期間が必要となることが多いです。部分矯正の場合は、より短期間で治療が完了する可能性があります。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個々の症例によって大きく異なります。
ワイヤー矯正では、月に1回程度の調整が必要です。マウスピース型矯正装置の場合、通院頻度は2〜3ヶ月に1回程度となることが多く、自宅でマウスピースを定期的に交換しながら治療を進めます。
治療期間中は、装置の管理や口腔ケアが重要になります。マウスピース型矯正装置では1日20時間以上の装着が必要とされるため、自己管理が治療結果に大きく影響します。ワイヤー矯正の場合は、装置を歯に固定するため、装着や取り外しの手間がなく、治療は歯科医師の管理のもとで進められます。
費用と支払い方法の計画
矯正治療は自由診療となるため、費用は医院や治療方法によって異なります。
全体矯正の場合、数十万円から100万円程度の費用がかかることが一般的です。マウスピース型矯正装置、表側ワイヤー矯正、裏側矯正など、装置の種類によっても費用は変わります。一般的に、裏側矯正は他の方法よりも費用が高くなる傾向があります。
多くの矯正歯科医院では、分割払いやデンタルローンに対応しています。無利息で最大120回の分割払いや各種クレジットカード払いに対応している医院もあります。また、矯正治療は医療費控除の対象となる場合があるため、確定申告時に申請することで、税金の還付を受けられる可能性があります。
治療費用には、初診相談料、精密検査料、診断料、装置料、調整料、保定装置料などが含まれます。トータルフィー制度を採用している医院では、治療開始前に総額が明示されるため、追加費用の心配が少なくなります。

治療中の生活で気をつけること
矯正治療中は、日常生活でいくつかの注意点があります。
ワイヤー矯正の場合、装置装着直後や調整後は、歯が浮くような痛みや頬・唇の擦れが生じることがあります。多くは数日で落ち着きますが、ワックスや食事の工夫、必要に応じた鎮痛薬で対処します。また、固定式の装置のため、食べ物が引っかかったり、歯みがきが難しくなることがあります。
装置の周囲は汚れが残りやすく、むし歯や歯肉の炎症リスクが上がります。電動歯ブラシやワンタフトブラシ、フロスの併用、定期的なクリーニングで予防を徹底します。矯正治療中のリスクコントロールとして、未然に口腔内のリスクを防ぐことが重要です。
マウスピース型矯正装置の場合は、食事や歯みがきの際に装置を外せるため、食事の制限が少なく、口腔内を清掃しやすいといったメリットがあります。ただし、装着時間を守ることが治療成功の鍵となります。
Belle歯科・矯正歯科の矯正治療サポート
神戸市西区西神南に位置するBelle歯科・矯正歯科では、患者様の生活スタイルや年齢に応じたオーダーメイド式の治療プランを共に考えます。
理事長は日本矯正歯科学会認定医として、専門的な知識と経験を有しています。その知識・経験を活かして、患者様にご満足いただける治療を行います。最前線の現場で身につけた矯正治療の知見と、お口全体を診る1口腔単位の歯科治療を組み合わせることで、患者様のお口の健康、ひいては生活の質の維持・向上を目指しております。
患者様との「お話の時間」を大切にし、治療に対する理解を促進しています。10年後、20年後を見据えた「未来を見据えた総合治療」の提案を行い、長期的な視点でお口の健康をサポートします。
インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)にも対応しており、従来のワイヤー矯正装置に比べて目立ちにくく、痛みや違和感も感じにくい傾向があります。仕事や育児で忙しい方でも、無理なく治療を続けられる環境を整えています。
診療時間は月・火・水・金曜日が9:00~12:30、14:00~18:00、土曜日が9:30~13:00、14:00~17:00で、土曜日も診療しているため、平日お忙しい方でも通院しやすい体制となっています。神戸市営地下鉄西神南駅を最寄駅とし、駐車場4台を完備しているため、お車での通院も便利です。

まとめ
大人の矯正治療は、適切なスケジュール設計により、仕事や育児と両立しながら進めることができます。
治療開始のタイミングは「思い立ったとき」が最適です。年齢を理由にあきらめる必要はありません。通院頻度や治療方法は、ライフスタイルに合わせて選択できます。マウスピース型矯正装置やワイヤー矯正など、それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
費用面では、分割払いやデンタルローン、医療費控除などの制度を活用することで、無理のない支払い計画を立てることができます。治療中は口腔ケアを徹底し、定期的なクリーニングでむし歯や歯周病のリスクを抑えることが重要です。
矯正治療は、美しい歯並びを手に入れるだけでなく、長期的なお口の健康を守るための投資です。自信を持って笑える健康で美しい口元の実現を目指し、前向きに一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
矯正治療に関するご相談は、Belle歯科・矯正歯科までお気軽にお問い合わせください。専門的な知識と経験を持つスタッフが、あなたに最適な治療計画をご提案いたします。

著者情報
Belle歯科・矯正歯科 院長 竹内優斗
[経歴]
日本矯正歯科学会 認定医
近畿東海矯正歯科学会
インビザライン プラチナプロバイダー
兵庫県歯科医師会
神戸市歯科医師会
神戸市西区歯科医師会

