1day セラミックとは

1dayセラミックとはセラミックの詰め物・被せ物を、歯科用CAD/CAMシステムであるセレック（CEREC）を使用することで、最短1日で型取りから患者様の歯にセットするところまでを終えられる治療方法です。

詰め物は比較的軽度のむし歯を削った後の穴を補うために、被せ物は比較的重度のむし歯を削った後の穴を補うために使われます。これらを咬み合わせに違和感がないように仕上げるためには熟練の技術が必要で、セラミックの詰め物・被せ物は基本的に歯科技工士の手作業で作製されます。

そのためセレックを使わずにセラミックの詰め物・被せ物を作製した場合、型取りから患者様の歯にセットするところまで1週間程度はかかります。つまりむし歯の治療のために、最低2回は通院する必要があるのです。

セレックを使った1dayセラミックなら一度の通院で済むため、お仕事や家事でお忙しい患者様には特におすすめしたい治療方法です。

セレック（CEREC）とは

レックは約150年の歴史を持つドイツの歯科医療機器メーカーSirona社が開発した、世界初の歯科用CAD /CAMで、型取りから詰め物や被せ物作製までを全て自動で行うことができます。

全世界出荷台数3万台、50カ国以上の歯科医院に導入されており、過去20年で15,000を超える症例があります。

セレックについての詳しい内容や当院の保険適用のセレック治療については、以下のページをご覧ください。

こんな方におすすめです

1dayセラミックの注意点

1dayセラミックは最短1日で治療が完了しますが、実際に必要な時間は詰め物・被せ物に使用する素材によって変わります。

例えば世界中に47拠点を持つイボクラールビバデント社が開発したe-maxという素材や、人工ダイヤと同じ素材で作られているジルコニアは、仕上げに加熱することで強度を高める必要があるため、どうしても時間がかかってしまいます。

一方で、イボクラールビバデント社がセレックのような歯科用CAD /CAM 向けに開発したIPS e.max CADや韓国のメーカーが開発したAmberMill Directといった素材は、仕上げの加熱が必要ないため、よりスピーディな治療が可能です。

どの素材を使用するかによって治療費用は変動しますので、1dayセラミックに興味のある方はお気軽に西神南のBelle歯科・矯正歯科までお問い合わせください。