インプラントとは

歯科治療におけるインプラントとは、失った歯の代わりに顎の骨に埋め込む人工の歯根（インプラント体）の土台に、セラミックなどで作製した人工の歯を取り付けたもののことです。正式には口腔インプラント、歯科インプラントと呼びます。

インプラント体の素材は、顎の骨に埋め込んだ際に癒着しやすいチタン合金で作られていることが多いです。

インプラントのメリット

インプラントには様々なメリットがあります。以下ではその代表的なものを紹介します。

インプラントのデメリット

インプラントには多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

デメリットやリスクのない歯科治療はありません。そのため患者様の人生観や、今の生活、将来の人生設計などを考えた場合に、インプラント以外の治療が最適である可能性も十分あります。

治療を受ける前にじっくりと検討し、必要であればセカンドオピニオンやサードオピニオンといった複数の歯科医院の意見を聞いたうえで判断することをおすすめします。

インプラントはメインテナンスが必要不可欠

「インプラントは人工の歯だからむし歯にならない。だからメインテナンスも必要ない」と考えている人がいらっしゃるかもしれません。確かにインプラントはむし歯にはなりません。しかしメインテナンスは必要不可欠です。

なぜならインプラントを埋め込んだ部分は天然の歯に比べて、歯周病になりやすいからです（インプラント周囲粘膜炎、周囲炎）。インプラント周囲炎にかかると通常の歯周病と同じく炎症を起こし、症状の進行に伴って土台になっている骨が溶け、インプラントがグラグラしたり、抜けてしまったりします。

これを防ぐために、歯科医院で定期的にメインテナンスを行う必要があります。

当院のインプラント治療について

天然の歯には咬んだ際にわずかに沈むクッションや、圧力を感知して噛む力をコントロールする歯根膜と呼ばれるセンサーが備わっています。しかしインプラントになるとこれらの機能は大幅に失われてしまうため、インプラントに必要以上の負担をかけないためにも咬み合わせの調整は非常に重要です。

西神南のBelle歯科・矯正歯科の院長・竹内は大学病院の矯正科に6年間勤め、矯正治療の専門的な知識と経験を積み上げてきました。矯正治療において、咬み合わせの調節は重要なポイントです。

当院のインプラント治療はこうした矯正治療を通じて得た知見を活用して行うので、咬みやすく、かつ人工の歯や歯根の負担を軽減して、インプラントを長持ちさせることが可能です。

また当院はインプラントの人工の歯を作る歯科技工室を院内に構え、歯科技工士を常駐させています。そのため、人工の歯の形や色味などの調整を、迅速かつ正確に行うことが可能です。

インプラント治療にお悩みの方は、ぜひお気軽に当院までお問い合わせください。