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マウスピース型矯正装置(インビザライン)invisalign
マウスピース型矯正装置とは

マウスピース型矯正装置とは、マウスピース矯正に使用する歯並びを整えるための治療器具です。
歯に接着して矯正治療を進めるワイヤー矯正装置に対し、マウスピース矯正は装置自体を患者様ご自身で着脱できるため、食事や歯磨きの際に一時的に取り外すことが可能です。そのためお口の中の衛生を保ちやすいというメリットがあります。
またワイヤー矯正は見た目が気になりがちですが、マウスピース矯正は透明で比較的目立ちにくいという点も魅力に感じる患者様が多いようです。
加えてワイヤー矯正に比べて質感が滑らかで装着時の違和感が軽減されるほか、歯並びを段階的に整えていくので痛みが比較的抑えられる点もメリットです。
インビザラインとは
インビザラインは1997年にアメリカで開発され、日本では2005年から導入されるようになったマウスピース型矯正装置です。2023年3月時点で世界1,500万人に利用されており、2022年には歯列矯正装置として初めてグッドデザイン賞を受賞しています。
インビザラインのメリット
インビザラインにはマウスピース型矯正装置が持つメリット以外に、次のようなメリットがあります。
- マウスピース型矯正装置の中で世界一の治療実績があり、技術レベルが高い
- 費用、期間やマウスピースの交換回数、矯正治療中の歯の動きなどが事前にシミュレーションできる
インビザラインのデメリット
マウスピース型矯正装置の中でも優れた効果を持つインビザラインですが、以下のようなデメリットもあります。
- 治療結果の良し悪しは、歯科医師の知識や経験、技術によって変わる
- 1日20~22時間以上装着している必要がある
- 対応できない不正咬合(歯並びの不具合)がある
インビザラインを使用した矯正治療を受ける際は、こうしたメリットとデメリットをじっくりと比較検討したうえで判断をする必要があります。
iTero(アイテロ)を使ったシミュレーション
西神南のBelle歯科・矯正歯科では、iTeroという3Dスキャナーを導入しています。
このスキャナーを使用することで、従来の治療で必要だった型取りの材料を使う必要がなくなったため、患者様に負担をかけず、かつスピーディに矯正の診断ができるようになりました。
また非常に高精度なシミュレーションができるので、治療後のイメージをしっかりと確認したうえで矯正治療に臨むことが可能です。
PBMヒーリングライトによる治療期間の短縮
当院ではPBMヒーリングライトという装置を導入しています。この装置は850 nmの近赤外線の光を当てることで細胞を刺激し、骨や歯茎などの再生と歯の動きを加速させることができます。どれくらい早くなるのかというと、1日1回、上下の歯に4分間ずつ照射するだけで、矯正治療の期間が半分以下になったという研究結果が出ているほどです。
インビザラインを使った矯正治療は一般的に6ヶ月~3年ほどかかるとされています。ワイヤー矯正装置を使った場合よりもお手軽な点が多いのは事実ですが、それでも6ヶ月~3年もの間、毎日20~22時間以上マウスピースを装着し続けるのは楽ではありません。PBMヒーリングライトを使えば、その期間が半分以下になる可能性があるというわけです。
インビザラインでの矯正治療をご検討の方で、PBMヒーリングライトに興味がある方は、ぜひ一度当院までお問い合わせください。
インビザライン 未承認機器の使用について
●未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
(未承認医薬品等の使用)Belle歯科・矯正歯科で使用していますマウスピース型矯正装置(製品名:インビザライン)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等ございましたら、すぐにクリニックまでご連絡をお願いします。
装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。その点ご了承ください。
(国内の承認医薬品等の有無)マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。
●入手経路について
Belle歯科・矯正歯科が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザラインを用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
(※)https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html
●諸外国における安全性等の情報
インビザラインは、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

