
「学校の歯科検診で歯並びについて指摘された。でも、うちの子はまだ小学生…本当に矯正が必要なの?」そんな戸惑いを感じている保護者の方は、とても多くいらっしゃいます。
結論からお伝えすると、学校歯科検診での歯並びの指摘は「今すぐ治療を始めなければならない」という意味ではありません。ただし、矯正治療には「始め時」があり、お子さんの成長段階によって最適な対応が変わります。早めに専門家に相談することで、選択肢が広がることも多いのです。
この記事では、検診の指摘の意味から治療のタイミング・種類・費用の目安まで、矯正専門医の視点でわかりやすく解説します。
- ✅ 学校歯科検診の「歯並び指摘」が意味すること
- ✅ 矯正治療を始めるベストなタイミングと年齢の目安
- ✅ 子どもの歯並び矯正の種類・流れ・費用の目安
- ◦ 目次
- ▸ 学校の歯科検診で「歯並び」を指摘される理由
- ◦ 学校歯科検診は「ふるい分け」の検診です
- ◦ 歯並びの指摘が多い理由
- ◦ よくある誤解:「指摘されたから絶対に矯正しなければならない」
- ▸ 指摘の種類と意味をわかりやすく解説
- ◦ 検診票に書かれる主な判定の種類
- ◦ 歯並びの問題にはどんな種類がある?
- ▸ 矯正治療を始めるベストなタイミングとは
- ◦ 子どもの矯正には「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」がある
- ◦ 「受け口」は特に早期相談がすすめられる
- ◦ 「まだ乳歯だから大丈夫」は本当?
- ▸ 子どもの歯並び矯正の種類と費用の目安
- ◦ Ⅰ期治療(小児矯正)の主な方法
- ◦ インビザラインファーストという選択肢
- ◦ Belle歯科・矯正歯科の矯正治療費用の目安
- ◦ 矯正治療の流れ(相談から完了まで)
- ▸ Belle歯科・矯正歯科の小児矯正へのこだわり
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ▸ まとめ:検診の指摘は「相談のチャンス」
- ◦ 歯科検診で歯並びを指摘されたら、まずはご相談を
目次
学校の歯科検診で「歯並び」を指摘される理由
学校歯科検診は「ふるい分け」の検診です
学校で毎年行われる歯科検診(学校歯科健診)は、学校保健安全法に基づき実施されます。歯科医師が短時間で多くの子どもを診るため、むし歯・歯周病・歯並びなどを総合的にチェックするものです。
歯並びの項目では、咬合異常(こうごういじょう)が疑われるかどうかを大まかに確認します。あくまでスクリーニング(ふるい分け)であり、歯科医院での精密検査とは目的が異なります。「指摘された=病気」ではなく、「詳しく診てもらう必要があるかもしれない」というサインとして受け取るとよいでしょう。
歯並びの指摘が多い理由
近年、子どもの歯並びへの問題意識が高まっており、以前より指摘されるケースが増えています。背景には、食生活の変化によって顎の発育が小さくなる傾向があること、乳歯から永久歯への生え変わり時期(6歳〜12歳ごろ)に歯並びが乱れやすいことなどが挙げられます。
神戸市西区でも同様の傾向が見られ、検診後に矯正相談に来院されるご家族は年々増えています。
よくある誤解:「指摘されたから絶対に矯正しなければならない」
歯科検診で歯並びを指摘されると、「すぐに矯正しなければ」と焦ってしまう保護者の方も多いのですが、これは必ずしも正しくありません。歯並びの問題は種類や程度によって対応の優先度が異なります。まずは専門の歯科医師に診てもらい、お子さんの状態を正確に把握することが最初のステップです。
指摘の種類と意味をわかりやすく解説
検診票に書かれる主な判定の種類
学校から持ち帰る歯科検診票には、歯並びに関して「要観察」「要精密検査」「要治療」などの判定が書かれていることがあります。それぞれの意味を確認しておきましょう。
歯並びや噛み合わせに軽度の問題が疑われるものの、すぐに治療が必要な段階ではないことを示します。定期的に歯科医院を受診し、経過を観察することが推奨されます。成長とともに自然に改善するケースもあります。
学校の検診だけでは判断しきれないため、歯科医院でレントゲンや口腔内の詳細な検査を受けることを求める判定です。治療が必要かどうかは、精密検査の結果で判断されます。
歯並びや咬合の問題が明確に認められ、歯科医師による治療が推奨される段階です。ただし、この判定でもどの時期・どの方法で治療するかは、精密検査を経て決定します。慌てず、まずは専門医に相談しましょう。
歯並びの問題にはどんな種類がある?
学校歯科検診で指摘される歯並び・噛み合わせの問題には、主に以下のような種類があります。それぞれ治療のアプローチや開始時期が異なります。
- 出っ歯(上顎前突):上の前歯が前方に出ている状態
- 受け口(下顎前突):下の歯が上の歯より前に出ている状態。早期対応が推奨されやすい
- 叢生(そうせい):歯がでこぼこに生えている状態(いわゆるガチャ歯)
- 開咬(かいこう):奥歯を噛んでも前歯が開いたままになる状態
- 過蓋咬合(かがいこうごう):上の歯が下の歯に深くかぶさっている状態
- 交叉咬合(こうさこうごう):上下の歯列が一部交差している状態
矯正治療を始めるベストなタイミングとは
子どもの矯正には「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」がある
子どもの矯正治療は、大きく2つのフェーズに分けられます。乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(おおよそ6歳〜12歳ごろ)に行う「Ⅰ期治療(小児矯正)」と、永久歯が揃った後に行う「Ⅱ期治療(成人矯正)」です。
Ⅰ期治療の目的は、顎の成長を誘導しながら歯が正しく生えてくるためのスペースを確保することです。骨格の成長を利用できるこの時期に介入することで、その後の治療がスムーズになることが期待できます(個人差があります)。
Ⅱ期治療は、永久歯がすべて生え揃ってから歯並びを整える治療で、大人の矯正と同様のアプローチをとります。Ⅰ期治療で土台を整えておくことで、Ⅱ期治療での抜歯の可能性を減らせる場合もあります(個人差があります)。
「受け口」は特に早期相談がすすめられる
歯並びの問題の中でも、受け口(下顎前突)は早期に専門医へ相談することが望ましいとされています。顎の成長が進んでしまうと、矯正だけでの対応が難しくなるケースがあるためです。「要観察」の判定であっても、受け口の場合は早めに矯正専門医に診てもらうことをおすすめします。
「まだ乳歯だから大丈夫」は本当?
乳歯が残っている時期でも、顎の骨格の成長を誘導する目的でⅠ期治療を始めることがあります。一方で、乳歯の段階では様子を見てよいケースも多く、一概に「早いほうがよい」とはいえません。大切なのは、お子さんの現在の状態をきちんと評価してもらうことです。自己判断ではなく、専門医の診断を受けることが第一歩です。
⚠️ ご注意ください
「まだ小さいから」「中学生になってから考えよう」と先延ばしにしていると、顎の成長を利用できるⅠ期治療の適切な時期を逃してしまうことがあります。検診で指摘を受けたら、まずは矯正専門医に相談し、「今の状態で治療が必要かどうか」を確認することをおすすめします。
子どもの歯並び矯正の種類と費用の目安
Ⅰ期治療(小児矯正)の主な方法
Ⅰ期治療では、取り外し式の装置や固定式の装置を使って顎の成長を誘導したり、歯が正しく並ぶためのスペースを作ったりします。どの装置を使うかは、歯並びの種類・程度・お子さんの年齢によって変わります。
✅ Ⅰ期治療のメリット
- 顎の成長を利用した治療が可能
- 永久歯の抜歯が不要になる場合がある
- Ⅱ期治療がスムーズになることがある
- 早めの介入で噛み合わせの改善が期待できる
⚠️ Ⅰ期治療の注意点
- Ⅱ期治療が別途必要になる場合がある
- 装置の扱いや口腔ケアに慣れが必要
- 治療期間が長くなることがある(個人差あり)
- 成長を待ちながら進めるため定期通院が重要
インビザラインファーストという選択肢
近年、子ども向けのマウスピース矯正として「インビザラインファースト」が注目されています。透明なマウスピース型の装置を使うため、目立ちにくく、取り外して食事や歯みがきができるのが特徴です。混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)のお子さんにも対応しており、従来のワイヤー装置が気になるご家族にとっての選択肢となっています。
Belle歯科・矯正歯科の矯正治療費用の目安
参考として、当院でご案内している矯正治療の費用をご紹介します。お子さんの状態・治療方法によって最適なプランは異なりますので、まずはご相談ください。
| 治療の種類 | 費用(税込) | 対象・特徴 |
|---|---|---|
| 小児矯正 Ⅰ期治療 | 16.5万円〜49.5万円 | 混合歯列期(主に6〜12歳ごろ) |
| インビザラインファースト | 49.5万円 | 子ども向けマウスピース矯正 |
| ワイヤー矯正(全体・成人) | 79.8万円 | 永久歯列期・Ⅱ期治療など |
| インビザライン ライトプラン | 55万円 | 軽度〜中等度の歯並び |
| インビザライン フルプラン | 89.8万円 | 幅広い症例に対応 |
| MPリテーナー初回(片顎) | 3,300円 | 矯正後の後戻り防止装置 |
※上記は税込価格です。治療費は検査結果・治療計画により異なります。詳細はカウンセリングにてご案内します。矯正治療は原則として保険適用外(自由診療)です。
24時間Web予約受付中 / お電話でのご予約・お問い合わせ 078-996-9990
矯正治療の流れ(相談から完了まで)
矯正治療を検討するにあたって、どのような流れで進むか把握しておくと安心です。一般的な流れとして、以下のステップをご参照ください。
- 初診・カウンセリング:お口の状態を確認し、ご要望や気になることをお聞きします
- 精密検査:レントゲン・口腔内写真・歯型(口腔内スキャン)などで詳細に分析します
- 治療計画のご説明:検査結果をもとに治療法・期間・費用をわかりやすくご説明します
- 矯正治療スタート:装置を装着し、定期的に通院しながら歯並びを整えていきます
- 保定期間(リテーナー):歯並びが整った後、後戻りを防ぐための保定装置を使います
- 定期メンテナンス:きれいな歯並びを長く保つための定期的なケアを続けます
Belle歯科・矯正歯科の小児矯正へのこだわり
神戸市西区でお子さんの歯並びにお悩みの保護者の方に、当院がご提供できることをご紹介します。
- 🎓 日本矯正歯科学会認定医・大阪大学附属病院矯正科出身の院長による専門的な診断
矯正治療の専門的な知識と経験を活かし、お子さんの成長段階に合わせた治療計画を提案します。 - 🔬 口腔内スキャナー導入で型取りの負担を軽減
従来の型取りが苦手なお子さんにも、デジタルスキャンで精密なデータを取得できます。 - 💬 お子さんと保護者の方への丁寧なカウンセリング
治療への不安や疑問を一つひとつ解消しながら、オーダーメイドの治療プランをご一緒に考えます。 - 🅿️ 駐車場4台完備・24時間Web予約でお子さんを連れての来院も安心
西神南駅エリアをはじめ、伊川谷・学園都市・須磨区・垂水区方面からも通いやすい環境です。 - 🤝 セカンドオピニオン・サードオピニオン歓迎
他院で診断を受けたけれど不安が残る方、別の専門家の意見を聞きたい方もお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
まとめ:検診の指摘は「相談のチャンス」
- ✅ 学校歯科検診の指摘は「ふるい分け」であり、すぐに治療が必要とは限らない
- ✅ 判定の種類(要観察・要精密検査・要治療)によって対応の優先度が異なる
- ✅ 受け口など骨格に関わる問題は、特に早期に専門医へ相談することが望ましい
- ✅ 子どもの矯正にはⅠ期・Ⅱ期があり、成長を利用した早期治療で効果が期待できる場合がある
- ✅ まずは矯正専門医に「現在の状態」を診てもらい、治療の必要性と時期を確認しよう
歯科検診で歯並びを指摘されたら、まずはご相談を
神戸市西区のBelle歯科・矯正歯科では、日本矯正歯科学会認定医の院長が、お子さんの状態をしっかり診察した上で、治療の必要性・時期・方法を丁寧にご説明します。「まず話だけ聞きたい」というご相談も大歓迎です。セカンドオピニオンもお気軽にどうぞ。
24時間Web予約受付中 / お電話でのご予約・お問い合わせ 078-996-9990
診療時間:9:30〜13:00 / 14:00〜17:00 休診日:木曜・日曜・祝日
〒651-2273 兵庫県神戸市西区|西神南駅より徒歩15分・駐車場4台完備
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👨⚕️ Belle歯科・矯正歯科 院長 竹内 優斗(たけうち ゆうと)より
「学校の検診で指摘されて不安になった」というお声をよくいただきます。でも、焦る必要はありません。まず大切なのは、お子さんの今の状態を正確に把握することです。私は、治療が必要かどうかも含めて、患者様と一緒に考えることを大切にしています。矯正専門医としての知識を活かしながら、お子さんの10年後・20年後を見据えた治療プランをご提案します。歯並びのこと、噛み合わせのこと、なんでもご相談ください。